
寒い冬、寝るときの寒さ対策で人気なのは、湯たんぽと電気毛布ですよね。しかし、毎日使うとなると、電気代が気になると思います。そこで、湯たんぽと電気毛布の電気代を比較してみました。さらに、最近では、電気を使わない機能性布団も登場しています。これらのアイテムの特徴やどれが最もコストパフォーマンスに優れているのかを徹底比較します。寝るときの寒さ対策に悩まれている方は、ぜひ参考にしてみて下さい。
目次
#01 湯たんぽと電気毛布の電気代を調べてみた
一晩使用する際にかかる電気代を4種類調べてみました。
① お湯を入れる湯たんぽ

ポットでお湯を沸かすときの電気代
消費電力1000w×20分 約12円
② 電気湯たんぽ

蓄熱にかかる電気代
消費電力210w×10分 約1.3円
③ 電子レンジ式湯たんぽ

電子レンジであたためる際にかかる電気代
消費電力800w×2分30秒 約1.2円
④ 電気毛布

パターンA:
寝る前1時間とタイマーを使って朝起きる1時間前に使ったときの電気代
消費電力50w×2時間 約3.6円
パターンB:
一晩8時間使ったときの電気代
消費電力50w×8時間 約14円
4種類を比較してみて一番電気代がかからないものは電子レンジ式湯たんぽです。
※電気湯たんぽもほぼ同じです
#02 湯たんぽと電気毛布の特徴比較
湯たんぽ(電気式)と電気毛布それぞれ使った時の布団内の温度変化を見てみよう。
同じ条件で30分間、湯たんぽと電気毛布を使い、背中と足元の温度を測定しました。


湯たんぽは通常足元に置くので、足元の冷えを防いでくれるよね、実験のグラフのように、湯たんぽは背中も足元も温度が上がりすぎず一定の温度を保っているから、ほどよくあたたかく眠れて、体温調整に影響が少ないと考えられるので、体に悪い暖房器具ではなさそうだね。


電気毛布は温度調整ができるので、強にすれば、高い温度を維持できるし、低い温度も維持できるので、温度調整の面だけでみると悪くないですね。

ただし、電気毛布を使って寝るには注意が必要だよ。一晩中、電気毛布で布団内をあたため続けることは、睡眠の質を低下させてしまう可能性があるんだ。
その理由
- 汗をかきすぎて脱水症状のような状態が続いたまま気づかずに寝ているかもしれない。
- 自分の身体の体温調整がしにくい。
- 電気の力に頼るようになり、自分の本来備わっている温度調整能力が使われなくなり、能力が低下する可能性がある。

また就寝時、特に寝入りばなに気を遣う必要があるのは、体内の深部体温を下げる必要があるということだよ。
電気毛布を使うときのポイント
もし電気毛布を寝るときに使うのであれば、寝る直前まで布団をあたためて、寝る時には電源を切って寝るといいよ。寝ている最中は、体温が少し下がる必要があるので電気毛布をつけていると、それを邪魔する可能性があるんだ。
しかし冬に布団が冷たいのは、寒くて眠りにくいだろうから、寝る前に布団内をあたためるのに使うのはいいね。
また、朝方冷え込みが強くて寒くて目が覚めるようなら、タイマーをセットして朝方のみ電気毛布の電源を入れて布団内をあたためるのがおすすめです。
#03 電気を使わない機能性布団をご紹介

足ほっとねぶくろん
特徴
袋状になっているため、四方からの冷気をシャットアウトしてくれます。寝袋で使用している中綿を採用しているため、体温を逃さずあたたかさを循環させてくれます。足元のファスナーで温度調整もできます。
サイズ
サイズ:(約)125cm×90cm
重量:(約)1.6kg
モニターさんからの声

冷え性で特に足元から足の甲が冷たくなり、痛みを感じるほどなのですが、とーっても暖かく眠ることができました。寒い時期には「足ほっとねぶくろん」無しではいられません。

布団の中で使うと暖かくて、包まれている感がとても安心感に!
暖房をつけるのがもったいないと思うとき、足ほっとねぶくろんを履いてイスに座っていたら心地良くて寝てしまいました。

とても暖かく寝ることができました!寝ている間に暑くなり蹴り飛ばすほど(笑)
最初はひんやりするのですが、すぐにじんわりとした暖かさに包まれます。

かけねぶくろん
特徴
サイズが大きく寝返りをしても身体に寄りそってくれます。
寝袋で使用している中綿を採用し、保温力も抜群です。
四方にあるノンすきまスリーブですきまからの冷気をシャットアウトしてくれます。肩や顔もあたためてくれるかたぽかパッド付のかけねぶくろんリッチプラスもあります。
サイズ
サイズ:(約)220cm×180cm
重量:(約)2.4kg
それぞれのコストパフォーマンスを比較してみた。
11月~2月までの4か月間(120日)使用し、3年(360日)使った場合で計算しています。
足ほっとねぶくろん(販売価格6,800円※) 18円/1日
かけねぶくろん(販売価格13,300円※) 37円/1日
湯たんぽ
お湯タイプ 販売価格2,300円 6.3円/1日 + 電気代12円/1日 合計18円/1日
電気式タイプ 販売価格2,500円 7円/1日 + 電気代1.3円/1日 合計8.3円/1日
電子レンジタイプ 販売価格2,000円 5.5円/1日 +電気代1.2円/1日 合計6.7円/1日
電気毛布 販売価格4,000円 11.1円/1日 + 電気代
寝る前と朝方のみ2時間 14.7円/1日
一晩8時間使用 25.1円/1日
※販売価格は2025年2月時点

湯たんぽや電気毛布と比べると足ほっとねぶくろんやかけねぶくろんは電気代がかからず、商品購入代金のみになるので、そこまで高くはないよ。体温調整もできるので、体にも悪くなく、環境にもいい機能性布団だよ。
#04 まとめ
湯たんぽ、電気毛布、そして機能性布団を使った際のコストパフォーマンスを比較した結果、湯たんぽ(電子レンジタイプ)が1番安価な寒さ対策であるということが分かりました。コスト面でみると湯たんぽでしたが、湯たんぽと足ほっとねぶくろんを比べると1日あたり数円ぐらいの違いで大きな差はありませんでした。
布団全体をあたためられるかけねぶくろんについても、3年の使用で比較した場合は、電気毛布(8時間使用)と10円ほどの違いとなりましたが、電気の力に頼らず自分で体温調整もでき、健康的にあたたかく冬の夜を過ごすことができるのでおすすめです。
また、かけねぶくろんは冬のみではなく、春や秋など肌寒い季節にも掛け布団としてお使いいただけるので、他のアイテムと比べると使用可能期間が長くなり、コストパフォーマンスも気にならないアイテムとなります。
今回は2種類の機能性布団をご紹介いたしましたが、環境にも優しく健康にも良い機能性布団は他にもありますので、是非調べてみてください。
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かけねぶくろん
足ほっとねぶくろん
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湯たんぽは上昇温度が低めだけど、ずっとある程度の温かさを維持してくれていますね。