あったか生活 2025年2月28日

冷え性対策グッズはこれ！「足ほっとねぶくろん」を使ったら最高だった【モニター体験】

冷え性の対策グッズはたくさんありますが、皆さんはどんなものを使っていますか？今回は冬寝る時の寒さ対策に特化した「足ほっとねぶくろん」というグッズを、冷え性体質の「笹田けいこ」さんにモニターとして使用してもらいました。「足ほっとねぶくろん」のリアルな使用感想をお届けしますので、足の冷えにお悩みの方は参考にしてみてくださいね。

私、冷え性で冬寝る時特に足が寒くてなかなか寝付けないんです…
それで「足ほっとねぶくろん」を買おうか迷ってるんです。

実際に使ってないと迷うのも分かります。冷え性体質の「笹田けいこ」さんが実際に使ってみた感想を聞いてみたので一緒に見てみましょう。

足ほっとねぶくろんはBears Rockから提供しています。

#01 冷え性の対策グッズに「足ほっとねぶくろん」

[執筆者情報]

笹田けいこさん

山歩きと、自然に囲まれた暮らしを愛するライターです。

庭でとれた果実からジャムを作り、剪定した枝で草木染をし、着古した洋服を裂いて布を織っています。
でも、一方で、数百メートル先のスーパーでさえ車で行ってしまう、だめなおばちゃんです。

「足ほっとねぶくろん」をモニター体験してみました。

１．冷え性で、寝るときに寒さでなかなか寝付けない

　私は一年中腹巻が手放せない冷え性です。寒くなると、夜に足と肩口が冷えて、なかなか寝付けないのが悩みの種です。
　レッグウォーマーと肩当ては以前から使用していたのですが、昨シーズンは寝るときの冷え対策として、湯たんぽ・フリースの掛布団カバー・電気敷毛布を取り入れました。
　今シーズンは肩口の冷え対策を強化したいと思っていたところに、「足ほっとねぶくろん」と「肩ほっとねぶくろん」をモニターさせていただくことになりました。

２．「足ほっとねぶくろん」を「たかが寝袋の半分」と侮ってはいけない

◆「足ほっとねぶくろん」とは

　「足ほっとねぶくろん」は就寝時に足を温めることに特化して開発されました。寝袋の下半分を思わせる形状で、中綿が入っているのでふわふわです。「足ほっとねぶくろん」に足を入れて横になり、その上から掛布団をかけることで暖かく眠ることができます。一般的な寝袋は幅が狭く、中で身体を自由に動かせないですが、この商品は横幅が約88㎝とゆったりとしているうえに、上半身を自由に動かせます。

◆「足ほっとねぶくろん」の第一印象

　開封して、まず、「でかっ」と声を出してしまいました。形はまさに寝袋の半分で、中綿はたっぷりです。冬用の寝袋くらいのボリュームで、さらに一般的な寝袋よりも横幅が広いので、想像以上の大きさでした。また、長さが約120cmと、イメージしていた長さの倍くらいありました。これだけでも暖かそうなので、掛け布団を上からかけたら、相当暖かいだろうなと思いました。
　試しに足を入れてみたのですが、驚くほどの暖かさです。「履くこたつ」と名付けたいくらいで、寝るときだけでなく、昼間にも防寒対策として使えそうだと思いました。

◆「足ほっとねぶくろん」を実際に使ってみた

　私が住んでいるのは、北関東の平野部で、冬の最低気温は0℃前後です。
　また、住居は築40年以上の木造住宅、寝室は1階で日当たりが悪く、エアコンやファンヒーターなどの部屋全体を温める暖房は使用していないので、とても寒いです。12月と１月の最低気温が0℃前後と予想される日に、実際に使ってみました。試したのは3パターンです。

①基本の使い方で
（12月中旬　最低気温1℃　就寝時室温8.5℃　　起床時室温7.6℃）

　まず、敷きパッドの上に「足ほっとねぶくろん」を置き、上から羽毛布団（フリース生地のカバー）、さらに毛布を掛けました。上半身には自前の肩当てを着用しました。　

　実際に使ってみて、冷気が全く入ってこないことに驚きました。これまで掛布団と敷布団の間の隙間からの冷気のために寝つけなかったのですが、「足ほっとねぶくろん」は筒形で、下側もファスナーで閉じてあるので、隙間からの冷気を完全にシャットアウトできます。さらに、中綿で包まれているので安心感が大きいです。
　私は身長が167㎝ですが、胸より下はすっぽりと覆われています。おかげで足だけでなく、お腹や腰も暖かいです。
　けれども、発熱器具ではないので、湯たんぽのように足先を温めてくれるわけではありません。ボリューミーな中綿と隙間のない構造のおかげで下半身全体が保温されます。ふくらはぎや太腿、お尻の側面もこれまで感じたことがないじんわりとした暖かさに包まれていました。そのため、湯たんぽがなくてもぐっすりと眠ることができ、保温力の重要さを感じました。肩口の寒さもさほど気になりませんでした。
　ただ、足が冷えた状態だと暖かさを感じるまでに時間がかかるので、足先を冷やさないように気を付けて床に入ると、すぐに寝付くことができます。私は厚手のソックスを２枚重ねにして冷やさないように過ごし、寝る直前に素早く靴下を脱いで寝床に入るようにしました。

②もっと寒い日に
（1月中旬　最低気温－１℃　就寝時室温7.0℃、起床時室温5.2℃）

　最低気温が0℃を下回り、室温が下がっても、「足ほっとねぶくろん」だけで暖かく眠れるのだろうかと疑問に思い、検証してみました。

　この日は足先が少し冷えていたのですが、下半身は「足ほっとねぶくろん」のおかげで隙間からの冷気を全く感じることなく、しっかり保温されていることを実感しました。足先の冷えも、気にならなかったです。
　けれども、胸から上は掛布団と毛布だけなので肩が寒くてなかなか寝付くことができませんでした。また、夜中にトイレに行った後も、肩口が冷えてしばらく寝付くことができませんでした。寒くて、布団の中で丸まって寝ていたため、翌朝目覚めた時は身体の節々に軽い痛みを感じました。
　肩口の冷えが特に気になる自分にとっては、室温が低いと「足ほっとねぶくろん」だけでは厳しいと感じました。

③電気敷毛布と合わせて
（1月中旬最低気温－１℃ 就寝時室温7.1℃ 起床時室温5.6℃）

　電気毛布と合わせることで、肩口の寒さが減少するかもしれないと思い、電気毛布を敷いた上で「足ほっとねぶくろん」を使用してみました。

　１時間予熱して寝床に入ると、とても暖かかったです。「足ほっとねぶくろん」の内側も電気毛布に温められてポカポカしていました。ところが、寝床に入って１時間たっても眠れません。暖かくて肩のあたりは気持ちいいのですが、寝付けないのです。１時間たってタイマーが切れてもしばらく眠れませんでした。寝付いた後は肩口の冷えは気にならず熟睡できましたが、朝は室温5.6℃にも拘わらず、上半身が少し暑くて目が覚めました。
　なかなか寝付けなかったり、暑くて目が覚めたりしたので、「足ほっとねぶくろん」と「電気毛布」を合わせるのは、私には合わないと思いました。

◆寝る時以外も活躍

　家でのデスクワークの時には足元が冷えるので昨シーズンは筒形のパネルヒーターを使用していました。「足ほっとねぶくろん」をデスクワークでも使ってみたら、腰まで覆われてとても快適でした。パネルヒーターは膝から下しか暖かくないので、ひざ掛け・カイロ・湯たんぽなどで腰や腿などを温めていましたが、「足ほっとねぶくろん」ならば、ひざ掛け・カイロ・湯たんぽは不要です。