
極度の寒がりさんでも、寝る時の寒さ対策を工夫すれば冬の睡眠は改善できます。冷えやすい体質でも、環境を整えることで朝まで安定して眠れるようになります。寝る時の寒さ対策やグッズの紹介をしながら、実践しやすい対策をまとめました。寒い地域に住む方や冷え性の方は、是非参考にしてみてくださいね。
目次
#01 「寝る時の寒さ対策グッズ=贅沢品」という思い込み
何度も目が覚めるほどの冷えはつらいですよね。
子どもの頃から寒がりの「響木 和音」さんが実践している快眠のための対策が参考になるかもしれませんよ。
極度の寒がりがたどり着いた“快眠のための対策”
子どものころから極度の寒がりだった私は、毎年冬が近づくたびに憂うつな気持ちになっていました。とくに夜は、布団に入っても全身が冷え切って眠れない。ようやく眠れても夜中に何度も目が覚める。そんな日々を「冬ってこういうもの」と我慢して過ごしていたのです。
当時の私は、「寒さ対策グッズ=贅沢品」という思い込みがありました。
暖房を我慢して重ね着でなんとか乗り切るのが“頑張っている自分”という気がして、対策を怠っていたというより、むしろ節約や意思の強さとすら思っていたのかもしれません。
でも年齢を重ねるにつれて、冷えによる不調や睡眠の質の低下が日常生活にじわじわ影響を与えてきました。
日中ぼーっとする、仕事のミスが増える、気分が沈む……。
「このままではいけない」と強く思ったのが、寒さ対策に本気で向き合うきっかけになりました。
最初は手軽なグッズからのスタートでしたが、取り入れた工夫によって、少しずつ“冬の眠り”が変化。
朝までぐっすり眠れる日が増え、日中の気分や集中力も大きく変わっていきました。
寒さで縮こまっていた体と心がふっと緩み、「季節に左右されない自分らしい暮らし」が戻ってきたように思います。
今回は、そんな私自身の体験をもとに、寒さに悩む方に役立つ“快眠のための寒さ対策”をご紹介します。
#02 極度の寒がりさんにおすすめ!7つの対策方法
① 加湿器|空気のうるおいで寒さもやわらぐ
最初に紹介したいのは、「加湿器」です。
暖房器具ではありませんが、湿度が上がるだけで体感温度が大きく変わることに驚きました。
私が使っているのはスチーム式の加湿器。水を沸騰させて蒸気を出すタイプで、加湿力が高く、衛生面でも安心です。
以前は超音波式を使っていたのですが、寝起きの喉の乾燥がなかなか改善されず、いろいろ試した結果スチーム式に落ち着きました。
導入後は、マスクをして寝る必要がなくなり、朝起きても喉が乾いていないのが本当に快適。
湿度が保たれていることで、空気がやわらかく感じられ、冷気の“刺すような感覚”も緩和されました。
私の部屋(6畳ほど)では、湿度50〜60%をキープするよう意識しており、加湿器はベッド近くのテーブルに設置しています。
朝には必ず換気も行い、結露やカビ対策も忘れません。
超音波式などの加湿器にくらべて電気代は若干上がるものの、喉のトラブル予防や睡眠の質の向上を考えると、「投資してよかった」と心から思えるアイテムです。

▲ふたにはロックが付いているため、万が一本体が傾いてもお湯がこぼれません。
シンプルな構造でお手入れがしやすいのも良い点です。湿度の自動調整ができ、タイマー設定も可能です。

▲水を沸騰させた蒸気が出てくるため、衛生面でも安心です◎
使用製品:ドウシシャ(DOSHISHA) スチーム式加湿器KSZ-501WH
② 布団乾燥機|ふかふか布団が恋しくなる、魔法のようなぬくもり
冬の夜に布団に入ったときの”ひんやり”した感覚、寒がりの方なら共感していただけるのではないでしょうか。
私はその不快感を解消するために「布団乾燥機」を導入しました。
まるでコインランドリーの乾燥直後の洗濯物のような、ふかふかであたたかい布団。
このぬくもりが全身を包み込んでくれると、気持ちまでほっとして眠気がすっと訪れます。
私の使い方はちょっと変則的で、「乾燥機を運転させながら布団に入り、30分のタイマーで自然と寝落ち」というスタイル。
最初は熱いくらいですが、それがまた心地よく、眠りにつくまでの時間が短くなりました。※体験者の個人の感想であり、メーカーが推奨している使用方法とは異なります。

▲運転時間は10分~180分まで調整可能。著者は30分程度で入眠するためベスト◎
ダニモードや靴の乾燥など、多数のモードが搭載されています。
お好みでアロマオイルをノズルにセットさせることで、お気に入りの香りとぬくもりを同時に楽しめます。
※体験者の個人の感想であり、メーカーが推奨している使用方法とは異なります。
使用製品:アイリスオーヤマ 布団乾燥機 AZKFK-202-W
③ 手袋と靴下|冷えは“先回りして防ぐ”がコツ
冷えは手足の末端からやってきます。
なので私は、寝る前に必ず「薄手の手袋」と「室内用靴下」を着用しています。
素材は吸湿発熱タイプなど、肌にやさしくて暖かいものを選んでいます。
とくに手袋はスマホ対応タイプにしておくと、寝る直前までスマホを触ってもストレスがありません。
一度冷えを感じると一気に全身がこわばり、なかなかもとに戻るまで時間がかかるといった経験をされた方もいらっしゃるのではないでしょうか。
「冷えてから温める」のではなく、「冷える前に守る」のが快眠への近道。この“先手防寒”で入眠がぐっとスムーズになります。

▲スマホが使える手袋を使っています
指にフィットするためごわつかず、スマホの操作もストレスがありません。
使用製品:セブンイレブン 着るホカロン手袋

▲いままで複数足のルームソックスを試した結果、この商品に落ち着きました。一度も冷えを感じた事がありません。寝るときは足が蒸れるので布団に入る直前に脱いでいます。
使用製品:オカモト まるでこたつソックス
④ ホッカイロ|“再利用”でやさしい温もり
貼るホッカイロも、冬の眠りをサポートしてくれる心強い味方です。
私が行ってるのは、「日中使ったカイロを夜に再利用する」という方法。
新品だと熱すぎて逆に寝づらいこともありますが、使用後でちょうど温度が落ち着いたものなら、じんわりと心地よいぬくもりになります。
貼る場所は以下の3ヶ所が私の定番
- 首の後ろ(肩甲骨の間)
- お腹
- 腰
この“3点温め”で、体の芯が温まり、安心感とともに深い眠りへと導いてくれます。
ただし商品の注意書きでは「就寝時の使用は控えるように」とあるものもあります。私は究極の寒がりなため自己責任での活用となります。


使用製品:マツモトキヨシ 衣類に貼るカイロ
⑤ エアコン|使いすぎず、タイミングを見極めて
エアコンをずっとつけていると、空気が乾燥して喉に負担がかかることがあります。
私が意識しているのは、タイマーを活用した“ポイント暖房”。
- 寝る1時間前に短時間だけ暖房
- 起きる1時間前にも再度タイマー設定
これだけでも、冷たい空気の中で布団に入るストレスはぐっと減ります。
加湿器と併用することで乾燥対策もバッチリです。
結果として、電気代の節約にもつながり、睡眠中の快適さもアップしました。
⑥ ストレッチ|布団に入る前の温活ルーティン
私は運動が苦手なタイプですが、「寝る前のストレッチ」だけは無理なく続けられています。
例えばこんな簡単な動き
- 両腕を肩の高さに上げて、手のひらをくるくる回す
- 背中を伸ばして深呼吸
たった1〜2分でも体がぽかぽかしてきて、冷えた布団に入っても寒さを感じにくくなります。
⑦ ヒートインナーは“あえて着ない”
冬の定番アイテムといえば、ヒートインナー。
以前の私は「寒ければ着ればいい」と思っていましたが、寒さ対策グッズをそろえるようになってから、あえて寝るときにヒートインナーを着ないようになりました。
理由は2つあります。
ひとつは、体にフィットしすぎて締め付けを感じること。
寝る前にストレッチをして体をゆるめても、ぴったりとしたインナーを着ると、逆に緊張感が戻ってしまうように感じたのです。
もうひとつは、通気性のなさからくる不快感。
寒がりな私でも、暖房や布団乾燥機で部屋が温まっていると、寝ている間にじんわり汗をかくことがあります。
そのとき、ヒートインナーが汗を吸って肌に張りつくような感覚があり、それがどうにも苦手で……。
その経験から、今ではゆったりしたパジャマと、締め付けのないスウェットを重ね着するスタイルに落ち着いています。
肌触りの良い綿素材やシルク性ものを選べば、通気性もよくリラックスして眠ることができます。
防寒とリラックスのバランスを取ることが、快眠への近道なんだと実感しています。
現在の課題と「かぶるん」との出会い
ここまで対策をしても、まだ解決できていないのが「就寝中の冷え」です。
- 寝返りで布団がずれて首元が冷える
- 布団と体の間にできた隙間から冷気が入り込む
この“無意識の冷え”は、紹介したグッズでもなかなか完璧には防げません。
そんな私が出会ったのが、Bears Rock株式会社さまの「かぶるん」。
首元や隙間からの冷気をシャットアウトしながらも、着心地のよさにも配慮された構造。
「着る寝具」としての新しさと、寒さ対策としての信頼感。
まさに私の“就寝中の悩み”にピタリと寄り添ってくれる存在だと感じました。
導入はこれからですが、想像するだけで「この冬、安心して眠れるかも」という希望が湧いてきます。
#03 まとめ
「ちゃんと眠れている」と気づける日がくる
寒さで眠れなかったころの私は「自分が寝不足だった」なんて自覚すらありませんでした。
ただ毎日ぼんやりして疲れが抜けないまま朝を迎え、何となく1日が過ぎていく……。
それが普通だと思っていました。
でも、少しずつ寒さ対策をして、質のいい睡眠がとれるようになってから初めて気づきました。
「あれ? 今まで、ちゃんと眠れてなかったんだ」って。
しっかり眠れるようになって、気持ちに余裕が生まれて、ようやく本来の自分に戻れたような感覚でした。
睡眠の質は、日中の自分のあり方に直結している。そのことを身をもって実感しています。
すべての対策を一気にやる必要はありません。まずはひとつだけ、自分が「これならできそう」と思ってくださるだけで大丈夫です。
もし、そこでほんの少しでも変化を感じられたなら、それは“自分らしく過ごすための大きな一歩”になるはずです。
そしてその時間が、自分自身を大切にするきっかけとなってくれたら、これ以上嬉しいことはありません。
取り入れられそうなアイデアばかりでした。
早速、今夜から試してみます!
熟睡できると良いですね。響木 和音さん、教えて頂きどうもありがとうございました。
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極度の寒がりで朝まで熟睡できることが少ないんです……。
何か良い対策方法ってありますか?